社長メッセージ

社長メッセージ

ステークホルダーの皆さまへ

新しいパルコに生まれ変わる

 池袋PARCOが開業した1969年から數えてちょうど50年目の2019年、私たちパルコは、大きな変化のときを迎えています。錦糸町PARCO、サンエー浦添西海岸 PARCO CITY、川崎ZERO GATE(仮稱)、渋谷PARCOと4つの大きなプロジェクトが進行し、春から秋にかけて新しいビルが誕生しています。その中で、とりわけ渋谷PARCOの再開は私たちにとって大きな意味を持ちます。

 私は、2011年に現職に就任して以來、「インキュベーション」「街づくり」「情報発信」に向かう姿勢こそがパルコのDNAだと捉え、「原點進化」という言葉を掲げ、時代に即したパルコのあり方を模索してきました。パルコの原點が形成されたのはいつか。50年を振り返ると、渋谷PARCO PART3が開業した1981年がパルコのDNAを決定づけた年だと感じています。テナントの皆さまと一緒に成長し、たくさんの若いアーティスト?クリエイターを街に集め、渋谷の街づくりの一端を擔った渋谷PARCOが、おそらく日本で初めてライフスタイルの提案をおこなう3つ目の館をつくり、広告として情報を発信するだけではなく、館のあり方が皆さまへのひとつの提案になっている形が、今まで続く、パルコの原點になったと思っています。

 2019年11月、パルコの原點とも言うべき渋谷PARCOが新たに生まれ変わります。皆さまの期待を超える全く新しい渋谷PARCOをつくるには、パルコそのものが生まれ変わることが必要であると強く感じています。パルコのDNAを、50年目から先の未來に照準を合わせて、さらに進化させることが求められています。

 「インキュベーション」では、改めて「個」の才能に著目しました。エンタテインメントや広告の分野で新しい才能を発掘?抜擢してきたパルコですが、ファッションの楽しさを復権させるために、均質化されていないショッピング空間を取り戻したい新しいパルコに生まれ変わると考えています。「個」の力で戦っているファッションデザイナー?プロデューサーをサポートしながら、その才能をパルコで発揮してもらい、それ自體をパルコの力にしていく。このような形もそのひとつでしょう。

 「街づくり」「情報発信」の観點においては、インターネットのバーチャル空間を忘れてはならない時代になりました。かつて渋谷PARCOが、街に刺激を與え、同時に刺激をもらいながら渋谷を盛り上げたように、バーチャルな世界においても相互にコミュニケーションを図りながら、何かパルコらしい「空気」のようなものを根付かせていきたい。私たちの情報を一方的に流すのではなく、街や都市のトピックやユーザーの皆さまからの聲、時には他企業の面白い試みと協業することで、パルコ単體ではなく周囲の力も借りながら、よりよい価値を皆さまに屆けることができると考えています。リアルでもバーチャルでも、まずはPARCOの周りに來てもらい、帰りにPARCOに寄ってもらう。思い出とショッピングが紐づいて記憶されていく。そんなこともショッピングの本質的な楽しさのひとつかもしれないと感じています。

 2019年、パルコは自分たちのDNAを塗り替えようと思います。たくさんの期待に応えながら、それを裏切り、超えていくことで、新しいパルコに生まれ変わります。ステークホルダーの皆さまにおかれましては、引き続きご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。

2019年7月

株式會社パルコ 代表執行役社長 牧山浩三

牧山浩之

Updated Jul. 8, 2019

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